信念の魔術ー人生を思い通りに生きる思考の原則 (C・M・ブリストル)
・あなたの心と考えが、あなたを現在のあなたにしているのです。
つまり、成功の秘訣は外界にあるのではなくて、あなたの持つが「考える力」にあるのです
・あなたの日常のあらゆる行動の背後には、驚くべき強い力である思考がひそんでいるのです。
あなたの歩き方、身の動かし方、話し方、服の着方などはすべて、あなたの思いを反映しています。
・あなたは、あなた自身の「思い」の産物です。
人の信念とするところは、すなわちその人そのものなのです。
あなたの考えが、あなたの性格、人生、日常生活そのものを決定するのです。
・しかし、心にとめておかなければならないのは、私たちが心に抱く思いの大部分は自ら考え出したものではないということです。
・心のはたらきを支配する因果律にまで思いがいたる人は少ないのです。「すべては内にある。外のものは何一つない」とか「心はあらゆる力の根源である」などと言われることの真の意味を知る人も多くはいません。
・求めるものは、金銭でも、名誉でも、地位でも、知識でも、なんでもよいでしょう。何を求めるにしても、あなたの中に燃えるような欲求として持ち続けさえすれば、達成は難しくありません。
自分の力量には大きすぎる望みだな、と弱気になることがあるかもしれません。しかし、それは少しも無謀ではないのです。信じることから沸きあがる熱を込めて、あなたの体内に深くひそむ力を躍動させるのです。その力こそ、あなたを目的のゴールへ導いてくれるでしょう。
心から望むものをはっきりさせる
・次に、欲求そのものがいったいなんであるかを明確に決定しなければなりません。単に成功してみたいなというような、漠然とした思いではダメなのです。はっきりと心に描ける形を持たなければなりません。
・「必要」と「願望」には大きな違いがあることを忘れてはいけません。
生活を変えるような新しいものや今までにないものを求める気持ちは、あなたに特別な努力をさせます。つまり、信念の力があなたの内部に一つの動力を起こすのです。それによって人生に余分な価値が生まれてくるわけです。
ですから、なにか成し遂げたいとか、またはいま現に持っているもの以上の何かを得たいと願うならば、まずその欲求を持つことからスタートしなければなりません。
・疑いもなく、人間の想像力または人間が描く未来のイメージと心の集中力が、潜在意識の磁力をはたらかせる主な原因なのです。心のイメージは、暗示を繰り返すことによって、はっきり描かれます
・…そうなると、あとは潜在意識が活動を始めて、家を手に入れさせる運びとなるのです。その実現の道順はさまざまでしょう。しかし、その道順がどうであろうと、たいして重要なことではありません。信念が堅ければ、必ず手に入るのです。
想像力につづく正しい行動が必要
・多くはぼんやりと希望的な考え方をするだけで、何も実行せずに一生を終ってしまいます。希望的な思いだけでは効果はありません。行動が欠けているからです。
ですが、真に何かを求める人は、背後の欲求がかりたてる偉大な体内の力に動かされています。こういう人には、目的への道は目の前に続いています。潜在意識の力を使う人の行く手に障害はありません。潜在意識はその人の欲求に磁力を与え、欲求の目的物を照らしたように明るくして顕在意識へ送り込みます。
思考と想像力をたえず集中させると、目的物を自分のほうへ引き寄せることができます。思考の力に引力があることは確かなことで、それは日常生活にたえず見受けられます。
・普通の人々は長く精神を集中することは難しく、心に描くイメージを消さずに持ち続けることも、たやすくはありません。あなたも、自分の過去を思い出してごらんなさい。思念、考察、空想などは驚くほど速く、たえず心の中を去来して私たちを揺さぶり続けているものです。
私たちは読むもの、見るもの、聞くものなどにたえず動かされます。そのために体内の創造力は、そのいろいろなものが雑然と区別もなく入り乱れた混乱のかたまりとなっているので、欲求へのはっきりしたイメージを心の中に将来をめざして持ちつづけることは、たやすくありません。
だから、潜在意識の奥深く手を届かせるためには、思いを一点に集める合理的な技術を習得する必要があるのです。
・信念は山をも動かす
・「われわれは、いつでもどこでも不可能を可能にする」
「人がすることなら、われらにもできる」
「すぐ実行せよ」
「スターターとなれ、ほかから動かされるのを待つな」
・植物と同じように、正しいタネを植え付けることを言い換えれば、純粋に一つのことを思い念じることです。
いつも同じ目的に向かって一つのことを思考し続けて、たえずそれを育まなければなりません。そうすれば、自然に強い力をたくわえて伸びていき、あらゆる方法を探して障害を乗り越えていくことになります。
・欲求はわれわれにあらゆる行動をさせる原動力です。欲求なくしては、進歩はありません。欲求が強くはげしくなればなるほど、その欲求を満たす速度は速くなるのです。
カードを使う技術
・まず三枚か四枚の、名刺大のカードを用意する。
・それが確かにあなたの最高の欲求であることをはっきり確認したならば、カードにそれを一言で表すような簡単な言葉にして書きつけなさい。できるだけ一語か二語で表すのが好ましい。就職、転職、金儲け、新しい家などどんなことでも構わない。
・他のカードにも同じことを書き、財布、カバン、ベッド、鏡の横、机に貼る。
・…というのは、一日のうちどんな時間でも、絶えず心の中にそのものの姿を描いて、イメージを深く植え付けたいからです。
そして、夜寝る直前や朝起きた時、つまり24時間のうち最も大切な時間にはいっそう力を込めて、一点に心を集中するのです。しかし、それだけではまだ足りません。その他色々な工夫をして自分の求めることをはっきりとした絵として心に鮮やかに描くのです。そうすればより早く目的が実現可能することになります
・ここで強調しておきたいのは、自分がカードに書いた文字はどういう意味のものであるかを、人に知らせてはいけないということです。勘づかれてもよくありません。これを人に知られるとせっかく努力をしても、全く効果があがらないおそれがあるからです。
・何故そのようなことになるかと言うと、もし自分の欲求していることがらを世間に言いふらすと、気づかないうちに自分の精神力を分散して、ひとつのことに思いを集中しにくくなるのです。すなわち、潜在意識との密接な連絡が断たれることになるのです。もしそうなると、またはじめからやり直さなければならないおそれが出るのです。
「他人に自分の欲求していることを口外してはならない」ということが、この技術の大切なコツの一つです
・自分の思いや望みを実現するために潜在意識へ送り込みたい時には、できるだけ簡素な言葉で表現するほどよいのです。…しかしその効果を長続きさせるためには、自分より早くゴールにしていることがらが現実のものとなって現れてくるまで、たえずこういう積極的な言葉を言い続けることが必要です
・…ですから、休むことなく一つのことがらを念じ続けましょう。
・たとえば、今よりもよい仕事へ転じたいとか、または昇進したいと望むとすれば、カードを使うばかりではなく、自分自身へ向かって、「必ずその仕事や地位が得られる」と、絶えず言い聞かせるのです。この技術を身につければ、自分の念頭を言い続けるうちに、いつしかそれを達成した姿が心のうちに画像となって深く焼きつけられるようになります。
・長きにわたる観察によると、私が説くサイエンス技術を意識して使う人(意思せずに使っている人も)はおそるべきスタミナの人であり、エンジンそのもののような人間であると言えます。彼らは想像力を生かし、強い信念を持つばかりでなく、行動力から見ても、いわゆる実力型の活動家です。ここで力を込めて言いたいのは「行為を伴わない信念は死だ」ということです。
この地球上には集中された思いだけによって、つまりオフィスに閉じこもったまま他人と接触することなく、目をみはるばかりの素晴らしい大仕事をする人がいることは間違いありません。
しかし、このいわゆる物質的な世の中では、だいたいにおいて行動力のある人が世間を支配するのです。
・形而上学者神秘教の教師たちは、その欲求のイメージを書き出させれば、それをどんどん実現させてやることができると公言しますが、そういうことができるためには、心の絵や思考の放射が的確かつ不動でなければならず、大変な修業とともに強力な集中を一度を必要とするのです。
しかし、そういう精神力を育成するまでに熟練していない人たちは、努力と精神力をかたむけて、心のうちに描いていることがらを実現するためには、潜在意識の命令のままに行動するのが近道と思います。
鏡を使った技術
- まず鏡の前に立ちます。
- 軍隊の気をつけの姿勢をとる。直立し、かかとを合わせ、腹を引っ込め、胸を張り、あごを引いて顔を上げる。そこで3、4回深呼吸して、体内に自信と力と決意が湧くのを待ちます。
- ついで鏡の中の自分の目の奥に見入りながら、欲求していることを必ず成し遂げるぞ、と自分に向かって言うのです。
- これを少なくとも1日2回、朝晩に行うことを習慣とすれば、その結果として自分でも驚くようなことが現実に現れる
・成功するかどうかは、たえず努力を続けるかどうかで決まります。一生懸命でいないと、せっかく手に入れたものも羽が生えて飛び去っていくのです。たとえ一瞬たりとも中途半端な勝利に甘んじて、自画自賛にのみ時を過ごしてはなりません。
究極の男磨き道 ナンパ・ナンパが最強のソリューションである(零時 レイ)
・…しかしナンパはなにしろ過酷な活動です。あまりに過酷すぎて、大半が挫折するということでした。確かに道端で知らない女に話しかけて冷たい反応をもらえば、だれだって死ぬほどヘコみます。
・最初から彼氏のポジションを取ることを意識して練習しまくる。最初にどういうポジションに入り込んだかっていうのが重要。女とどういう関係を結ぶのが理想かってイメージしながら、ずっとそこに入り込む
・ナンパは「女に拒否され、男として否定される恐怖」と戦わなければいけない
・ナンパした最初や、声掛けの段階はクリアできるが、それ以降が全然できないという事態も有りうる。程度の差こそあれ、誰でもぶち当たる壁。
この壁を乗り越えるには、ナンパ以外のほかの日常シーンで生活を充実させることが重要である。男友達を作り、合コンやパーティ、クラブに行く、仕事を頑張る、悪習慣を手放す、など普通に生活全体の質を向上させる
・ビビっているのなら、それを隠さず、そのビビった感じにちょうどマッチしたセリフで声をかければいい。そっちのほうが自然だし、余計な不信感をもたれない。
「そこで見かけて、思い切って声をかけた」と言えばいい。余裕が無いなら余裕が無い自分そのままで行く
・「無理せず、徐々に慣らしていこう」っていう発想が、むしろたっぷり自分を苦しませる結果になる。初期の頃は特に短期集中が大事。1時間で40声かけする。
・2軒目ははさまず、1軒目で決める
『ナンパが最強のソリューションである』
・心理学でも、人は失敗より、実は成功をより恐れるという。
失敗すれば傷つきつつも、諦めがつき、どこかでほっとする。「一応は挑んだのだ」と自分を褒めてやることもできる。身の程を知り、これまでの自分のままで生きていこうと思ったりする。
失敗は一時的なストレスだけど、成功はストレスが持続的にかかりつづける。成功するということは、その成功にふさわしくない自分=コンプレックスとがっつり向き合いつづけることになる。だから、人はどれだけ成功を望んでいたとしても、無意識では成功によって自分が暴かれることを恐れているのです。
・…彼女にふさわしくあるよう、外見を磨き、勉強もし、無理をして自分を変えていかないといけない。
成功によって、否応なくこれまでの自分から追い立てられるってことになるのです。
だから成功は大きければ大きいほど、そのプレッシャーやストレスに、人はたじろぐ、というわけです。
・時間や体力、メンタルを投資してナンパしても、ついなあなあになりやすい。それをちゃんと自覚するために、千円で女子への執着が出せるのなら、むしろ安いと思わなければいけない。(女子に千円あげたと想定する、または実際に払い、その代わりLINEをゲットする。)
「執着が命だかんな。こういう基本を、わかっちゃいねえんよ、ほとんどの男は」
「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルール (サチン・チョードリー)2019
・日本には「転ばぬ先の杖」ということわざがありますが、どうやら日本人には、知っているからしないことを最優先に考える気質があるように思えてなりません
・ポジティブ名言葉を発するだけで、人は前向きになる
・「自分は運がいい」
「自分ならできる」
「必ずうまくいく」
人はポジティブなことを口にするだけで前向きな気持ちになり、目標を言葉にすることで、その道筋をイメージする生き物。それはつまり、可能思考の扉を開くことと同義です
・「可能思考」を身につけるための大きな武器は、「人を頼る」ことです
・「〇〇しなきゃ」を「〇〇したい!」に置き換える。「あそこに行かなきゃ…」→「あそこに行きたい!」、「明日までに資料作らなきゃ…」→「早く資料を作りたい!」
こうした言い換えにより、あれほどイヤだったことをやり終えると、それはひとつの成果、成功体験に変わります。自分で小さな成功体験をつくってしまうのです。
・気になるイベントを見つけたら迷わず参加ボタンを押す。未知の場所に対して身構えてしまうのは、誰しも致し方のないことでしょう。しかし、そこで感じる緊張感やワクワク感こそが、コンフォートゾーンを抜け出した証なのです。
・イベントと一口に言ってもその内容は様々。他人がシェアする情報を含め、多種多様な情報に触れることができ、これらをスルーしてしまうのは実にもったいないことです。
異業種交流会でも趣味の集まりでも、なんでも構いません。
それによって新しい知見を得たり、新たな出会いが待っていたりするなら、今後の人生において間違いなくプラスに働くはず。
少しでも興味をそそられるイベント情報を見つけたら、それは自分を伸ばす大きなチャンスなのです
・周囲の平均年収であなたの年収が決まる。具体的にはあなたのまわりにいる5人の平均年収があなたの年収の相場なる。逆に言えば、ビジネスの才覚に長けた1億円プレイヤーたちと日頃から行動をともにしている人は、それに近いお金を稼げる可能性を秘めていることになる
・似たもの同士が危機意識を低下させる
・気心の知れた仲間と過ごす気楽な時間は決して人を成長させない
・スマホひとつとってもコンフォートゾーンが隠れている。身近な、しかもできれば若い人にどんなアプリを使っているか聞いてみる。若い世代との異文化交流が自分の引き出しを増やす
・日本人の多くはビジネスにおけるスピード感が足りない。これは私が常日頃から感じている大きな特徴です。恋愛もビジネスも一番乗りが有利。スピードだけか結果を生み出します。
・迷ったときはすべて「YES」と答える。まず「YES」と答え、方法は後で考える。そのスピード感が運を引き寄せる。仮に、「不可能であることがわかった」としたら、それもひとつの前進のかたちです。
大きなゴールを設定し「小さな一歩」を書き出す
・「千里の道も一歩から」というように、どんな壮大な計画でも、最初は小さな一歩から始まるものです。
そう、最初はほんの一歩から。そう考えてみれば、今の自分には不相応に想える大目標にも、立ち向かえる気になりませんか?
目標が大きいほど小さくスピーディーないっぽを
・求める成功に向かうためには、そうしたよい運を貰える環境に身を置くことが必要です。
周囲の人間関係はもちろん、オフィスや環境や住環境など、長い時間過ごすことになる状況的環境もまた、大切な要素。
こうした人の運を引っ張りあげてくれる環境を、私は「成功環境」と呼んでいます
自分が憧れ、目指す人物をランチに誘う
・「あの人みたいになりたい!」そう思える人がいたらぜひ、積極的に交流を試みるようにしてください。
ところがおかしなことに、日本人の多くは自分と同じレベルの人とばかりつながっています。
人は背伸びをしただけ成長するというのが私の持論です。だからあらゆる面で自分よりも高いレベルにいる人にかこまれていれば、自分もいつかそのレベルに到達できるはずです。
大切なのは、自分と同じレベルのコミュニティから一歩踏み出す勇気。求める分野ですでに実績を持っている人の話や体験には、あなたにとって多くの知見が含まれています
・自分の強みを誰かに聞きてみる。100%自分自身を客観視することはできない
一冊の手帳で夢は必ずかなう なりたい自分になるシンプルな方法 (熊谷正寿)2004
・夢をかなえることは、容易ではありません。計画性と、常日頃からの努力が欠かせないはずです。ですから、「ふと思い出した時」や「机に座って、色紙が目に入った時」にだけその夢を追いかけようと思っても、それをかなえることなできません。
だから、手帳に夢を書き込むのです。そしてそれを、トイレに行く時も、お風呂に入る時も、片時も離さず持ち歩き、繰り返し読み返すのです。そうすれば、毎日・毎時間・毎分・毎秒、常に夢を見失わずに、そこへ向かって前進できます。
・手帳は、夢実現の精度を高めるツールです。そして手帳は、接触頻度に応じて力を発揮します。手帳とともに大切な夢を、いつも肌身離さず持ち歩くことをすすめます
・アナログはパラパラと「読み返す」ことができる。PCにはできない
・バインダー式、バイブルサイズ、ファイロファックス社製システム手帳
・今のやり方でいくと目標を達成出来ない場合(今の給料で何年後までに500万円貯める、など)、目標額を小さくしたり、目標額を小さくする選択肢もあるが、その目標を達成するための「新しい目標」を作るという選択肢もある。
給料だけで資金がたまらないのなら、株式投資によって資産を増やそうとする。
「運用利回り年率5%の投資家になる」という新しい目標が生まれる。
・未来年表の大まかな作成工程
①夢や目標を列挙し、ゴールで地点(達成日時)に配置する
②現状と夢との距離を見定める
③進まなければならない距離を、達成日時までの年月で振り分ける
この工程で特に注意したいのは②です。というのも、人は自分自身のことを過大評価しがちだからです。自分のレベルを高く見積もると、そんなに頑張らなくても大丈夫なように思えて、それだけ計画に甘さが出ます。
必要以上に過小評価する必要はありませんが、あるがままの現状を素直に受け入れることが大切です。そのほうがこなすべき課題がでてきてやりがいがあるというものです。
・たぶん、自分の現状を客観的に眺めると、夢とはあまりにもかけ離れた未熟な自分が随所に浮き彫りにされると思いますが、ここから逃げてはいけません。夢と現実との乖離を埋める行動計画そのものが成り立たなくなるので、辛抱して"目を背けたくなるような情けない"自分自身を見つめることが大切です。
ここで現実を正しく見つめられなければ、その延長線上にある未来の姿を正確に見据えてそこに邁進することなど、できなくなってしまいます。
・実現する夢や未来には、次の条件を備えている必要がある
①紙に書く
②強く信じる
③モチベーションを維持し続ける
④コツコツ努力を重ねる
・夢手帳に自分の夢に関わる情報をスクラップ
・居心地のいい場所が人の成長を止める
・結果や成果が同じなら、よりストレスが無い方を選ぶのは当然である。しかし、「効率重視」と「精神的な怠慢」はまったくの別物である。人は、居心地のいい環境では成長をすることができないからです。
全ての目標(行動目標)を数値化する例
・積極的に異業種交流会に参加し、人脈を広げる
→月に一度その種の会に参加し、50枚の名刺を配る。後日、選び抜いた10名に連絡を取って、そのうち5名と懇意になる
・新しく取り組む仕事の知識を高める
→初ミーティングを控えた1週間に関連書籍を3冊読む。そのために隙間時間を見つけて、毎日1時間を確保する。その道のプロを2人見つけてそれぞれと30分のミーティングをする
・気難しい上司とのコミュニケーションを深める
→1日に1度上司を笑わせる。上司がご機嫌になるネタを今週中に3つ集める。週に一度ランチする
・仕事の効率を高める
→時給2500円を目指す
・精度の高いマーケティング調査をする
→1日に10人、1ヶ月に200人のインタビューを行う
・企画書を書く
→A4用紙2枚にまとめる
・広報活動を強化する
→15媒体にアプローチし、8のメディアで記事掲載を果たす
・部下のモチベーションを高める
→インセンティブを3つ考え出す。1つにつき上限は10万円
・"しゃべり"を上達させる
→発言する前に結論を300字にまとめるトレーニングを行う
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・良いときも悪い時も「ポイントは何だ?」を口癖にし、冷静を保つ
・人は、大きく分けて2つのタイプに分類できます。自分の身の回りに起こっている事実を「運命」と考えるタイプと、それを「自分の選択・責任」と考えるタイプです。後者の考え方を選んで、前向きに取り組まなければならない。
・あなたに解決できない問題は、あなたに起らない。人生では「自らが解決できる問題しか起こらない
そもそも、私たちに起こる問題は、すべて「ちょっと努力が必要な」問題ばかりです。そのちょっとの努力をするかしないかの違いが、人の能力の大きな差として出てくるのです。
・生涯、勉強!「がむしゃらに学ぼう、本をたくさん読もう」
・一息置いてから、最短距離を一気にはしる。私の思考の特徴のひとつに、「何事に対しても、すぐアクションに移すのではなく、まずそれを達成する一番いい方法を考えてから、そのあとで素早くアクションに移す」というものがあります。これは「より早くゴールに突き進む」ためではなく「より早くゴールに到達する」ための考え方と言えるでしょう。例えば、本をたくさん読むという目標を立てたら、速読の本を読み速読術をマスターしてから読み始めた方が結果的に沢山読める
・感謝は努力してするもの。放っておいたら、人間は否定的な感情に浸ってしまう
・M&Aも時間をお金で買う行為だと言える
・思考の集中を中断する要素をシャットアウトする
- 仕事の時間効率を下げる最大の原因は、思考の集中を妨げられることにある
- 集中思考というのは、100メートルを全力疾走するのに似ている。「ヨーイドン!」の合図とともに、一気にゴールまで駆け抜ける。しかし、もし10メートルごとに障害物があったらどうでしょうか?
- この理論が仕事にも当てはまる。集中すれば1時間出終わる仕事が邪魔が入ることで2~3時間もかかってしまうことも珍しくない
- 「集中力勝負」の仕事に入る時は、あらかじめ、細かい仕事を片付けておく。
- 電話がならない、早朝タイムを使う、空いている会議室を使う、自習室を使うなど、発想を切り替えればいろいろ手段はある
- また、複数のところに電話をかけるなどの細かい仕事も一気に6件など終わらすことで、"まばら時間"でやるよりも効率的である
・目標管理の見通し管理は、毎日行う。1ヶ月ごとではおそい。
・一番になれないことは、最初からやらない
- 戦わずして勝つこと
- 勝ちグセを付けること…これは、失敗と成功の関係と同じです。失敗したからとあきらめると、失敗が文字通り失敗に終わります。しかし、失敗を糧に頑張り続けると、その失敗が成功に結びつきます。勝つまでやるから「勝ち」になるのです。
GMOグループではみんな、「勝ち」を信じて仕事に取り組んでいます。
・GMOグループにおいては「目標は達成できなかったが、努力は評価する」という発想はありません。数字を作れない原因は、努力が足りないか、努力の方向性を間違っているかのどちらかです。自分は頑張ったつもりでも、プロセスは評価以前の問題としています
・…そして、ベンチャー企業が上場するのであれば、単なる「成長」ではなく「急成長」を目指さなければウソだと考えます
5秒ルール 直感的に行動するためのシンプルな法則 (メル・ロビンズ)2019
・「統制の所在」といって、あなたが自分の人生や行動や将来をコントロールしていると強く信じると、それだけあなたの幸福度は増し、成功しやすくなるという概念です。自分の人生をコントロールしていると確実に実感できる方法があるが1つありますーとにかく行動することです。
・モチベーションを気にする必要はありません。いいえ、それは幻想だからです。多くの人は「行動へとかき立てるような熱意がモチベーションがなければ、人は変われない」と思い込んでいます。この考えがいつ広まったのかわかりませんが、信じないでください。いざ自己主張すべき瞬間が来ても、あなたはそんな気にならないでしょう。むしろ、何もしたくないと感じるかもしれません。人生を改善したければ腰を上げて、自分の尻を叩くことです。私はこれを「プッシュの力」と呼んでいます。
・5秒ルールを実践すると、あなたには自分の人生をコントロールする力があると確信できるようになります。何しろ自分の背中を押すたびに、その力が証明されるのですから。
・…お気づきですか?人生を形づくるのは、大きな一歩ではなく、小さな一歩なのです
・小さな一歩を踏み出そうと思っても、ほんの5秒間立ち止まって考えるだけで、やっぱりやめよう決断してしまう。長い間に、その小さな決断は積み重なっていきます。そして重大な問題が生じます。ためらったり、心配したり、自信を失ったりを繰り返すうちに、その行動パターンが習慣化されて脳に刻まれるのです。
・5秒ルールをしばらく使い続けるうちに、あなたの奥深くにある核のようなものが変わり、自信と精神的な強さが増してくるでしょう。毎日のようにささいな言い訳で自分の足を引っばっていたこと、状況が変わるのをひたすら待って貴重な時間を浪費していたことに気づくでしょう。
・3秒や2秒に短縮してもいい
・人間の心はあらゆる手法ー認知バイアス(思い込み)、選択のパラドックス(選択肢が多すぎると選べない)、心理的な自己防衛機能、スポットライト効果(一種の自意識過剰)を駆使して、行動しようという士気を削ごうとする。人が変りたいとか、習慣を変えたいとか、困難なことや不安なことをやりたいと思ったとき、脳がそれを阻止しようとすると、多くの偉大な研究者は主張する
・基本的に、脳は物事を徹底的に吟味しようとします。そして、脳がこの吟味モードに入った瞬間、あなたは思考の罠にはまります。心が、「行動を断念しなさい」としつこく訴えてくるでしょう。変化することが難しいのは、このような神経学的な理由にもよるのです。
・第1章で説明したように、変わりたければ、不確かなこと、不安なこと、新しいことにチャレンジしなければなりません。ところが、脳はこうしてあなたの邪魔をします。脳は、不確かなこと、不安なこと、新しいことを恐れ、あらゆる手段であなたを制止しようとします。本能的な働きで、すぐにためらいの感情が生じるでしょう。だからこそ、ためらいが生じる前に行動しなければならないのです。
・「変わりたい」と思っても、あなたは毎回同じ方法で自分を制止しています。最初にためらいが生じ、あれこれと考えるうちに自分を心の牢獄に閉じ込めてしまうのです。
・習慣があなたの幸せを妨害するのであれば、最新の研究に従って次のような悪い習慣をやめようではありませんか。
ただ待つこと、疑心暗鬼になること、尻込みすること、何も言わずに黙っていること、自信が持てないこと、避けること、心配すること、考えすぎること
・あなたが自分を押し止める理由が何であれ、その理由は間違っています。黙っていれば安全というわけではないからです。平穏な状態を維持してはいけません。チャレンジしないなんて、つまらないではありませんか。リスクはありません。やり方を改めましょう。あなたの頭のなかでひねり出した言い訳も口実も、間違いなのです。人生を改善するのに「適切な時期」などありません。行動に移した瞬間、あなたは自分の真の力に気づくでしょう。本当の自分をさらけ出すには、行動するしかありませんー頭の中で描いている空想を、行動によって現実化するのです。
・話しかけるタイミング、昇給を交渉するタイミング、言いにくいことを伝えるタイミング、何かを始めるタイミングー私たちは、タイミングを待つ間に多くの時間を無駄にします。
・ウェイン・グレツキー(元アイスホッケー選手)曰く、「シュートを打たなければ100%はいらない」
覚えておいてくださいーシュートを打って後悔することはありませんが、打たなければ必ず後悔する、ということを
・人生はもともと、過酷なもの。なのに不安の声に耳を傾けたり、自分を制止したり、自分のすばらしい一面を出しそびれたりすると、人生はもっと過酷になるだけです。
・人はなぜためらうのでしょうか?私たちは「拒絶されるのが怖いから」、「失敗するのが怖いから」、「恥をかきたくないから」などと言い訳します。
・がっかりするのではないか、合格する実力がないのではないか、みじめな気持ちを味わうのではないかーそんな現実をつきつけられたい人はいません。だから私たちは疾病のように現実を避けるのです。私たちがチャレンジしたがらないのは、自尊心を守りたいからです。
・…彼らは、いざと言う時にあれこれ考えませんでした。心の準備ができるまで待たなかったのです。これこそが、私たちがすべきことです。誰にでも偉業を成し遂げる能力があると私は信じています。感情と恐怖心が、時期尚早だとあなたを説き伏せ、偉業を成し遂げるのを邪魔しているだけなのです。
・自分にこう問いかけてみてください。
「あなたはなぜグズグズしているのか?」
あなたは誰かに頼まれるか、ひっぱり出されるか、選ばれるか、表舞台に立たされるのを待っていませんか?勇気を出して自分の背中を押して行動する気はありますか?心の準備ができるまで、適切な時期が来るまで、自信がつくまで、その気になるまで、自分の価値を実感できるようになるまで、もっと経験を積むまでーそれまで待つつもりですか?
次回も次のチャンスも巡ってこないこともあれば、チャレンジする時間がないこともあります。待つのをやめましょう。今やらなくて、いつやるのですか。待つことは、先延ばしすることではありません。多くの危険をはらんでいるのです。「タイミングが悪い」と無理やり自分を納得させることで、自分の夢をつぶしてしまうからです。
・あなたは「不合格や不採用にならずに済んだ」とか、「これで誰かを怒らせずに済む」などと自分を納得させようとしているかもしれません。ですが、口実をもうけて時期を待とうとすると、夢を実現する可能性が閉ざされてしまいます。
・私自身も、「適切な時期が来るまで」、「自信がつくまで」、「完璧に仕事ができるようになるまで」、「その気になるまで」などと言い訳して、人生の多くの時間を浪費しました。無駄にした時間の長さに、呆然としてしまうほどです。
・…でも、本当の失敗はそのあとに来ますー年老いたときに、結局一度も夢を追わなかったと気づくこと、30歳の時に「若い頃、友人の目など気にせずに、果敢にチャレンジすれば良かった」など
・待たずにとりあえず行動できる人が勝つ
・(いいアイデアがあるのに)認められる日を待っていては、夢は実現しないまま終わるでしょう。テレビ局や出版社の偉い人があなたを見つけるのを待っていては、夢は実現しないでしょう。世の中はそのようにできていないからです。バーで運命の人がこちらに話しかけに来てくれるのを待つトムと同じです。
世の中が報いるのは、待たずにとりあえず始める勇気を持つ人です。何かに着手して完成させ、勇気を出して自分自身とアイデアを世間に公開できる人が、勝つのです。
・エド・シーランは15歳の時に許可を取らずに公園で歌を歌っていました。誰かに見出される保証はありませんでした。あなたも同じようにやればいいのです。勇気を出してコンフォートゾーンから飛び出し、始めるのです。他に方法はありません。「時期」を待たずに、とにかく始めるのです。
・待つことも、あれこれ考えることも、「やろうと思ったんだけど…」と言い訳することもだめです。何かを変えるには、実際に行動しなければならないからです。「やろうと思う」だけではだめなのです。
夢をかなえる人と、かなえない人の違いはただ一つー最初の一歩を踏み出して努力し続ける勇気があるか否かです。
・潜在能力を発揮するには、日々勇気を出して自分を前進させることです。
・人生は一度チャレンジするだけで成功できるものではありません。望みを叶えたければ、努力しなければなりません。世界中でヒットした『アングリーバード』というゲームをご存知ですか?このゲームを開発した会社は、『アングリーバード』がヒットする前に、鳴かず飛ばずのゲームを51種類も販売したそうです。
・映画『アベンジャーズ』のハルク役のマーク・ラファロはご存知ですか?彼が最初の役を射止めるまでに受けたオーディションの数は600回近くだそうです。
・ダイソンの創業者ジェームズ・ダイソンは試作機を5127台作りました。
・画家のピカソは生涯で100作品もの傑作絵画を描きました。ですが、あまり知られてはいませんが、ピカソが描いた絵画は全部で50000作品以上にのぼるのです。
まさかって?50000作品です。1日に2作品描いていたことになります。成功はギャンブルのようなもの。「時期を待とう」などと言い続ける限り、勝つ日は来ないでしょう。勇気を出して行動すれば、それだけ成功する確率が上がるのです。
・「5、4、3、2、1」で自分の背中を押せば、人生の不思議に気づき、世界に向かって心を開き、チャンスや可能性も広がるでしょう。意中の人を射止められないときや、期待した返事がもらえない時があっても、大したことではありません。最終的にあなたは「内なる力」という、すごい力を手に入れるからです。
・こうすれば問題を解決できる、こうすれば人生が上向きになるとわかっていながら、なかなか行動できなくて不思議に思ったことはありますか?答えは至って簡単。感情が邪魔しているのです。なかなか認識できませんが、人間は理論ではなく、感情をベースに日々の意思決定を下します。目標や夢よりも、感情で判断するのです。
おまけに、感情が私たちを最善の道へと導くことは滅多にありません。
・行動と感情を切り離す方法を学ばなければ、あなたの潜在能力は開花できないでしょう。
・とても重要なので何度でも言います。あなたが克服すべきなのは、ダイエットを続ける能力でも、事業計画を実行する能力でも、壊れた夫婦関係を修復して人生をやり直すことでも、売上目標を達成することでも、無能なマネージャーを説得することでもありません。あなたが克服すべきなのは、行動をためらう感情なのです。どんな感情を抱こうとも、あなたには状況を改善するためになんでもできる能力があるのです。
感情をコントロールできません。しかし行動を選択することはできます。
・自信とは行動を通して築いていくものです
・「人間の心は愚かではありません。『ポジティブに考えよう』と自分に言い聞かせるだけではだめです。心を何度も小突き回す必要があります。」私が思うに、小突き回すだけでは不十分です。あなたの足を引っ張る感情に直接働きかけ、自分を制止する習慣がなくなるまでプレッシャーをかけ続けなければなりません。そして、あなたの足を引っ張る習慣が現れるたびに、その悪い習慣を勇気を出して行動する習慣へと変えていくのです
・アリストテレス曰く「善行を積めば、善人になる」
・まずは行動を変えること。行動を変えれば、自分に対する思い込みも変わるからです。
・科学者によると、最初に化学変化を起こすのに必要なエネルギー(活性化エネルギー)は、その変化を維持するのに必要なエネルギーの平均量よりもずっと大きいそうです。
・あなたが一日を支配するか、一日があなたを支配するかのどちらかだ
・実のところ、健康になろうと思うだけでは健康にはなれません。心のエクササイズである瞑想ですら、実践する必要があるのですから。何もしないで達成することはできません。行動あるのみです。
・ダイエット、エクササイズプログラム、サーキットトレーニング、理学療法、クロストレーニング、瞑想プログラム、ヨガーどれもあなたの健康に良いでしょう。しかし問題が1つありますーやらなければならないということです。
・重要なのは勇気です。アリスは勇気を出して行動しました。自分が望んでいることを素直に受け入れるには勇気がいります。自分の意見を主張し、行動を始めるにも勇気がいります。大抵の場合、一番難しいのは最初の一歩です。つい楽な道に戻りそうになったら、進むべき道に戻ればいいのです。脱線なんて日常茶飯事です。
・四六時中携帯電話をいじったり、メッセージを打ったり、返信したりしていると、集中力が途切れます。でも、やめるなんて不可能だと思うのでは?
まず、注意力を散漫にする物は悪だと認識してください。あなたの集中力を邪魔するものは、あなたの生産性をむしばみます。行動科学者の研究によると、電子メールも、時にすごいメッセージが届くことがあるため、依存しやすいようです。まずは、「私の目標は携帯電話の通知よりもずっと重要だ」と認識しなければなりません。実に簡単ではありませんか。
・「SNSなどのアプリを削除したら、私の生活にとって重要じゃなかったことがわかった。アプリがあったときは、無意識のうちにタップしてはチェックしてた。なくなった今は、チェックしなきゃと思わなくなった」
・あなたの気を散らすものは、テクノロジーやSNSにとどまりません。次に紹介するのセーラは、人生における最大の妨害物は、部屋にため込んだがらくたの山だと気づき、行動することにしました。(手放し、処分しました)
・先延ばしには「有害な先延ばし」と、何かを創造する過程で重要なプロセスとされる「生産的な先延ばし」もある。後者は、クリエイティブな仕事や、アイデアをひねり出そうとする時に、数日間、数週間仕事から離れるとアイデアなどが思いつきやすくなる
・ピチョル博士は、先延ばしをする最大の原因は仕事を回避することではないことを突き止めました。ストレスを回避するためだったのです。先延ばしするのは「無意識がとりあえず快さを味わいたいと望む」からであり、少しでもストレスから開放されたいからだと言うのです
・先延ばしに悩む人々のほとんどは、こうした行動をコントロールできないと訴えます。その通りです。なぜなら、彼らは自分が先延ばしする本当の理由に気づいていないからです。
私たちが先延ばしするのは、ストレスがたまるからです。
・…心がこうやって不安と恐怖に乗っ取られると、人生の脅威や感動を味わうどころではなくなります。『本当の勇気は「弱さ」を認めること』の著者はまさにこの現象について書いています。歓喜の瞬間に最悪のシナリオを描く現象は、誰にでも起きるそうです。歓喜に浸ることがこれほど難しいのはなぜでしょうか。「なぜなら人間は、傷つく前に予防線を張ろうとするからです」
・あなたが探し求める宝は、あなたが怖くて足を踏み入れられない洞窟のなかにあるージョーゼフ・キャンベル
・内向的な性格の人がどうやって性格に反する行動を取るのかって?目的のために意図的に外向的に振る舞うのです。自分で自分の背中を押して。
・…そのために必要なのは意義あることをしたいという欲求と、意図的な行動(勇気を出して自分らしくない行動を取ること)です
・不安を覚えながらも行動すると、自信がつきます。勇気を出して行動すれば、自信もついてくるのです。緊張しながらも自分の意見を主張したり、怖いと思いながらも行動したり、気分が乗らなくてもジムに行ったりするうちに、「私なら何でもできる」と認識するようになります。
・彼らの試みは失敗するか、期待した通りにいかないかもしれませんが、それでも彼らはやるでしょう。心が「嫌だ」と悲鳴を上げようとも、彼らは自分の背中を押して前進します。怖くても行動するでしょう。
なぜかって?彼らは偉大になるための秘訣を知っているからです。彼らはまた、行動しなかった場合の悲惨な結末も知っていますー何者かになれたかもしれないチャンスを逃すことです。漫然と生きて、人生で巡り会うはずだった奇跡、チャンス、喜びに気づかずに通り過ぎてしまうことです。一番恐ろしいリスクはなんだと思いますか?自分のために人生を切り開くことなく死ぬことです
「成功おじさん」の最優先ルール(チャーリー ジョーンズ)2002
第1のルールー仕事にふるい立て
・なんであれ、「仕事」というのは一種類しかない。すなわち、こまごましていて、単調で、手間がかかり、やっかいで、退屈なもの。これこそどんな職業についていようと、誰もが克服しなければならない課題なのだ。
たしかに今自分がやっていない仕事にふるい立つのは簡単だろう。しかし、やらねばならないときや、自ら学び、成長し、計画を立て、最後までやり通さねばならないとき、仕事はそれほど楽しいものではなくなる。
・たった今やっている仕事にふるい立たなければならない。
・やりたくないことにふるい立たなければ、「本当にふるい立ちたいこと」は満足に得られない
・人生というのは、やりたいことをやるものではない。現実の人生とは、「やらねばならないこと」をやるもの。やりたいことをやっている人たちは、最後になって、それが本当にやりたいことではなかったことに気づく。一方、やりたくはないが、やらねばならないことをやろうとする人たちは、最後になって、やりたくないと思っていたのが、実はやりたいことだったと気づく。
わたしは今までやりたくないことをやって大金を稼いできた。
稼いだ額で仕事の価値が決まるわけではないが、その努力と成果は、かけがえのないものだった。人生とは主に、やりたいことをやるものではなく、やらねばならないこと、やる必要があることをやるものだ。
・われわれは、肉体労働を、災いだとか、必要悪だとか、生活のための手段だとは思っていない。それは人間の高尚なる務めであり、生活の基礎であり、人間が生きるうえで最も品位のある、自由で、創造的なもののはずだ。人はそれを誇りにしなければならない。ーダビデ・ベン・グリオン
第2のルールー使わなければ失い、使えば増える
第3のルールー実践が完璧を生む
・今日不細工でも行動を起こさなければ、明日完璧に近づけるはずかない。
・完璧を追い求める人が生み出せるのは、せいぜい妄想程度のものだろう。けれど、実際に今から生み出そうと努めれば、日々の暮らしのなかで、完璧に少しずつ近づくことができる。
・何ひとつ運に任せないものは、ほとんど失敗しないが、ほんの少ししか達成できないーシャルル・ボードレール
・じっとしていれば、つまずく心配はない。足を速めれば速めるほど、つまずく可能性は大きくなるが、どこかにたどり着く可能性も大きくなるーチャールズ・ケタリング
第四のルールーよりよい人生は与える能力から生まれる
第5のルールー身をもって体験する
・生命が誕生するとき、神は、万人にこころのキーリングを与える。そしてあるルールを授ける。「汝が新たな状況に身をさらすとき、そのキーリングに、新たな経験のための鍵をつけてやろう」
・人が、ほんとうに生産的になるための必須条件とは何か?自分は借りばかりで、しかもそれだけの価値がない、と知ることだ。
・広く人類に蔓延したうそっぱちのなかに、「成功とは、楽しむためのほうびである」というものがある。自分の成功をほうびとして消費し、本当の幸せをつかんだという人にはお目にかかったことがない。
・年齢とともに成長せず、ただ老いていくのは残念なことだ。ただ老いていく人たちは「身をもって体験する」ルールを実践していない。成長せず、あてもなくさまよう。しかし「年齢とともに成長」すれば、より奥の深い、豊かで充実した人生を送れる。
・経験に関するこのルールを学ぶには、試練に身をさらす以外に道はない。
このルールに至る近道は絶対にない。混雑した大通りを歩まねばならないが、これは、行きたいところへと続く道なのだ。
第6のルールー柔軟な計画をたてる
・すべてを失ったあと、そこから知恵を得た者は、いわば損失から生まれた勝者であるーこの事実が、不運と苦難にまみれたわたしたちの慰めとなるだろうーロジャー・レストレーンジ卿
第7のルールーやる気になり、その気にさせる
・逆境に置かれたときでも、理想を見据え、そこに到達しようと務めさえすれば、さほど長く耐えることにはならない。心が動いていれば、まちがいなく行動も起こせるものだージェームズ・アレン
・やる気を出すように努めれば、克服できない障害などないということだ。人生におけるどんな出来事も、人をもっと深くやる気にさせてくれる。
・気骨、度胸、固い信念、決断力。これらをじゅうぶんに発揮しなければ、トップまでの道を切り開くことも、トップにとどまることもできない。何がしかの地位にある者なら、まず、のし上がろうと心に決め、自分の決断を実現するだけの粘り強さを持っている。決断無くして価値ある地点にたどりつくことはできない。ーB・C・フォーブス
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・…同じように、企業が「選択求職者」(会社や仕事が自分に何を提供してくれるのかしか考えない人)を雇っても、たいしたものは得られない。大勢の人たちが、仕事を通じて自分をあるべき姿に変えていく喜びに、ちっとも気づいていない。
・仕事はうまくこなせないが、ほかのことはうまくやっている。そんな人には、お目にかかったためしがない。
・会社がどんな待遇をしてくれるかも大事だが、人と人の関係ほど大事なわけではない。給料も大事だが、チャンスを与えられ、成長することのほうがはるかに大事なのだ。
・H・G・ウェルズは、人生で本当に成功したかどうかの判別法について次のように言う、「富、知名度、住居、権力ーこういうものは、どれも成功の尺度にならない。やれたはずのこと、なれたはずの自分と、実際にやったこと、実際の自分の姿との比率だけが、成功の尺度と言えるのだ」
・いちばん重要なのは、今いる場所ではなく、これから進む方向だーオリヴァー・ホームズ
・偉大な挑戦においては、失敗ですら、栄えあるものになるーロンギノス
頭で考える前に「やってみた」人が、うまくいく(サチン・チョードリー)2016
・ジュガールとは「インドに伝わる生き方の智慧」のようなもの
・人には「変わるのが怖い」という気持ちがあります。なぜなら、変化には必ず危険が伴いますから、いつまでも安全な場所にいたいですよね。
しかし、いつまでも決まった枠の中にいたら成長はありませんし、当然のことながら、人生も何の変哲もないつまらないものになってしまうのです。
・ジュガールでは、「自分を枠にはめる」ことを良しとしません。むしろ、「自分の枠を超えた発想で物事を考え、行動する」ことを求めます。
つまりジュガール思考で考える人は、いつも「自分の枠を超えた発想ができているか」「自分の枠を超えた行動ができているか」を意識しているのです
・その意識づけをわたしは「アウト・オブ・ザ・ボックス」と呼んでいて、自分をはめ込む枠というのは、本当に小さな箱のようなものです。
そこから飛び出して外の世界を見てみれば、本当に自分がちっぽけな存在だったと気づくはずです。
あなたが枠にハマった考え方をしていた場合と、常に枠を超えた考え方をしていた場合、その成長度の違いはなんとなくわかりますよね。
・「枠にはまらない発想」をするには、「子供のように素直な気持ちで考えること」。ドラえもんのひみつ道具のように「あんなこといいな」「できたらいいな」と考える
・プライドを捨てることこそ、やわらか頭への近道
・サムスンやアップルに代表される海外製品はシンブルさやデザイン性を重視したマインド重視、日本製品はテレビのリモコンなどを例に、多機能重視。「これを持ち続けたい」「使っていて楽しい」と言った気分にさせるマインド面のブランディングが足りない
・ボタンだらけの機能満載のリモコンをつくるよりも、もっとシンプルに考えて、人々がどういう補助線(シンブルに考えて、目の前の問題を解くキーを見つけていく作業)を求めているのかを突きつめていくほうがいい
・日本人は何に対しても簡単にあきらめてしまう傾向にあり、その原因はプライドの高さと自分を枠にはめすぎていることと、「恥」の心です。
・「恥」の心が、人生のチャンスを消去する。今、重要なのは、アピールした者が勝つ時代になっていることです。いつまでも「恥ずかしい」という気持ちを抱えていたままでは、せっかく巡ってきたチャンスをふいにしてしまうかもしれません。
・ジュガールは、恥などで自分を抑えつけることを認めず、どんどん自分を前面に押し出してアピールすることを求めます。無用な気遣いや遠慮によって、自分の行動をためらう必要はありません。自分を抑えつけるすべてのものから解放され、あなたの思いどおりの人生が歩めるようにチャレンジし続けるべきなのです。
・ジュガリー(ジュガールを実践する人)は相手がVIP級の人物であっても、連絡をする時にメールではなく、「まずは電話する」ほうを選ぶ。相手がどんな人物であろうと悠長なことはしない
・やるからないかを迷うのではなく、とりあえずやってみることを選ぶことです
■自分を抑えないようにする2つの注意点
・1つ目は、「言い訳をしているうちは前進できない」。「断られたらどうしよう」「自分が否定されたらどうしよう」と不安にかられたり、「相手の迷惑になる」などの口実を作りだす。そうやって言い訳をして不安を先延ばしにしていては、何も起こりません。現実は一向に変わりません。言い訳せずに、一番手っ取り早い方法を選びましょう。
・2つ目は、「前に出ることは、嫌われる行為ではない」。
■ジュガール・エッセンス
・「恥ずかしい」という気持ちはチャンスをふいにする原因に。
・やるからないかを迷うのではなく、とりあえずやってみる。
・自分がやらないための口実はつくらない。
・ジュガールを意識していると、それまでは「できない」と思っていた高いハードルも軽々超えられるようになってきます
・ビジネスでも人間関係でもそれまで「できない」と思っていたことができるようになると、自信がついてきます。そして、成功体験を重ねていくうちに、どんどん自信が満ちあふれるようになってくる。
どんな高いハードルを目の前にしたときでも、「自分ならできる」と思えるようになります。
「自分ならできる」という感覚を持っていると、本当にどんなことでもできるようになってくる。
この感覚があるとないとでは、チャレンジに対する成功率も全然違ってきます。
・「自分ならできる」という感覚である「セルフ・エフィカシー(自己効力感)」
を育てるには成功体験を続けるしかない。
どれだけ頭で念じても大きくなることは無い。
どんな小さなことでもいいから成功体験を重ねてください。
もしあなたが失敗をしてしまったとしても、落ち込まないでください。失敗は成功の過程で必ず起こることですから。
すぐに立ち上がって、次のチャレンジをしましょう。そして再び成功体験を重ねていくのです。
・「失敗したところでやめてしまうから、失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」
失敗を恐れてはいけません。それは成功への過程で必ず起こることなのですから。
■「不安」を解消する3ステップ
・WHAT 何をしたいか
・WHY なぜできないのか
・HOW どうやったらできるのか
・「失敗するリスク」より「やらないリスク」を回避する
・人は、やりたいことがあるにもかかわらず「失敗するかもしれない」「ダサいと思われるかもしれない」「恥をかくかもしれない」という不安を感じると、いつの間にか「やらなくていい理由」や「やらない言い訳」を作りだしてしまいます。自ら不安の種を植えて、その場に踏みとどまってしまうのです。
これは、本当にもったいないことです。
行動しなければ、失敗するリスクがなくていいかもしれませんが、行動しないということは、たった一度の人生をつまらないものにしてしまうリスクがあるとも考えられます。
・多くの人が夢や希望を持ちながら、それらを実現することができずにいますが、ほとんどの場合そういう人たちは、夢や希望を妄想しているだけで「具体的にどうやるか」までは考えていません。
ところが、「具体的にどうやるか」までを頭の中で明確化することができれば、物事は自然に動き出し、たいていのことは実現できるようになるのです。
・お金持ちになるための情報が欲しければ、お金持ちに直接道を尋ねて、情報をえることが最も望ましい。
・とにかく、「質の高い情報」「有益な情報」を得たい場合、一番いい方法は「人から聞く」
・日本人は受け身の態度によって自分を守ろうとする。外国人は攻めの態度によって自分を守ろうとする。
・ゴールに到達したければ、毎回毎回のミーティングやデートの後、できるだけ次に会う約束をするようにしましょう。次に会う約束はできるだけ気持ちが盛り上がっているタイミングでしてしまうのが望ましいのです。
・「明日のプレゼンの用意があるのでそろそろ失礼します」など、その相手に応じた「いい言い訳」を考えて、場の空気を壊さずに「そろそろ帰りたい」と伝える
・日本人はもっと厚かましくなったほうがいい
・即電話、即ビジネスのスピード力をつける。ジュガールビジネスは思い立ったら即行動が基本です。私に言わせれば躊躇しているのは時間の無駄でしかありません。みすみすチャンスを逃してしまっているようなものです。そのためには「○○しなければならない」ではなく「○○したい」という姿勢に変えてみてください。
・ある印僑の大富豪曰く、「ビジネスで大成功するのは、世界のわずか数パーセントだが、そもそも90パーセントの人間はトライしようとすらしない。成功しようと努力しているのは10パーセントくらいのものだ」
これを聞いて嘘だと思いますか?あなたのまわりを見渡してみてください。
・チャレンジすることの重要性が、お分かりいただけると思います。まずは、何でもいいので、行動に移してみてください。
・何もしないでいる90パーセントにならないように、まずは行動する10パーセントになってください。
・行動ができるようになったら、次は戦略を立てられるようにしましょう。
・「能力」より「スピード」を重視する
・日本のビジネスはスローすぎる
⚫「火事場の馬鹿力」を引き出す3つのポイント
①1つの考えに固執しない。ほかの選択肢も常に考える
②フットワークを軽くする。いつでもスピーディーに変化に対応できるようにしておく
③ふだんから「自分が絶対勝つ(生き残る)」と強く意識する。
・人間関係の絆やつながりを広げていけば、自分のビジネスも広がっていく
・印僑の大富豪の、「Road to the New World」という言葉は「行動を起こして誰かと繋がれば、必ず新しい世界の扉が開ける」。
ここで言う「新しい世界」とは、単純に海外に飛び出すことでも、ビジネスを始めることでもありません。
新たな人間関係を築くこともそうでしょうし、新たな恋をすることもあるでしょう。新しい趣味や習い事にチャレンジするのもそうです。
「新しい世界」はどこにでも広がっていて、それは誰かとつながることで広げていくことができるのです。
そして、新しい世界に出ていくと、人は必ず成長と変化を得ることができ、そこから自分の新しい可能性が引き出されていくことになるわけです。これこそまさにジュガールです。
さらに、その可能性が実を結んで、自分を成長・変化させることのおもしろみがわかってくると、さらなる世界への扉を開けたくなってくるのです。
このように、ジュガールを使うと、常に新しい世界とのつながりを求めながら生きられるようになり、どんどん狭い世界を飛び出していくようになっていくのです。
・人とつながること、世界とつながることは本当におもしろいものです。広い世界に飛び出せば、とても自分の力だけではやっていけないのです。必ず誰かの助けが必要となってきます。そのためには、たった一度でも他人を蹴落としてはいけません。その先には明るい世界は決して待っていません。多くの人と手をつないで楽しい世界へと進みましょう。
・今の日本人にはジュガールの力が必要だと確信しています。
さまざまな壁を前に立ちすくんだまま身動きが取れなくなっている日本人に、新しい世界の扉を開いていただきたいのです。
壁の向こう側にある新しい世界では、何にも縛られることはありません。
今まで縛られていた手かせ足かせから解き放たれたあなたは、鳥のように自由に羽ばたくことができるのです。
多くの人々が生き生きと躍動し始めるのです。