運気を磨く 心を浄化する三つの技法(田坂広志)2019
「自分は強運だ」と思えるようになるために、劇的な強運の体験は必要ない。ではどうすればいいか。そのためには、やはり自分の過去の人生を振り返ることである。そして、自分が「幸運」に導かれた体験を思い出すことである。なぜなら実は誰の人生にも「幸運に導かれた体験がいくつもあるからである」
従来の「潜在意識を変える方法」が難しい理由
・日々(ニュースや日常の出来事によって)ネガティブな想念が刷り込まれ続けるから
・今までの人生でしこたまネガティブな想念が溜まっているものがあるから
・心は何かを(ポジティブなもの)思おうとすればするほど反発する性質があるから(双極的な性質)
・結局は心をポジティブで満たすことが重要であることには変わりない→寝る前に自己暗示
・今までの人生で良かったこと、(小さな)成功体験を思い出す
・自分には大した成功体験はない」といったネガティブな想念を少しずつ消していく
・心を込めて「ありがとうございましす」と感謝する
『人生で起こることすべて良きこと』
・「いかに楽をして」「いかに苦労せず」「いかに要領よく」「いかに時間をかけず」といったメッセージが溢れています。そうしたメッセージの洪水が我々の心の中に「苦労」や「困難」を避ける気持ちを生み出してしまっています
・深い自己嫌悪は高い理想イメージの表れであり成長へのエネルギーとなる
・従って、「成長の可能性」という観点から見るならば、「寝込むぐらい落ち込む」、「深い自己嫌悪に陥る」というタイプの人はむしろ「伸びるタイプ」とさえ言えるのです。
・人間、自分に自信がないと、謙虚になれない
・陰で感謝すると心が強くなっていく
・人間、自分が本当に強くないと感謝できない
・感謝できることは心の強さ
・運気の強い人間は、「自分は運気が強い」と、心底信じている